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HubSpot Breeze (Agent Hub)

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AI-NATIVE MCP API
RevOpsCustomer Success
7.8 /10

これは何か

Breeze は HubSpot の AI ブランドですが、その中にあるエージェント層の名前が変わりました。2026-07-23、HubSpot は Agent Hub をパブリックベータとして Professional と Enterprise の全顧客に公開し、これまで Breeze Agents として販売していたものを、エージェントの有効化・監視・構築を1か所で行う場所にまとめました。同じリリースで Breeze Studio は Agent Builder に、Commerce Hub は Revenue Hub に改称されています。Breeze という名前はアシスタントとデータ拡充の層に残り、エージェントだけが引っ越した形です。見つかる第三者の購入ガイドはほぼすべて今も「Breeze Agents」と書いていますが、それは9日前までの名前です。

課金メーターの変更はそれより前で、影響はこちらの方が大きいです。2026-04-14 以降、主力の2つのエージェントは試行回数ではなく成果で課金します。Customer Agent は1件あたり $1.00 から、解決した会話1件あたり $0.50 になりました。Prospecting Agent は登録コンタクトごとの月額課金をやめ、アウトバウンド対象として推薦したリード1件あたり $1.00 になっています。どちらも28日間の無料トライアル付きです。これは同日の Spring 2026 Spotlight と同時に出たもので、そこでは HubSpot AEO(単体で $50/月、Marketing Hub Professional と Enterprise には同梱)と Smart Deal Progression も発表されました。

RevOps と Customer Success のスタックに入る理由

  • エージェントは、すでに運用している権限モデルの内側で動きます。 レコードグラフのコピーを別のインデックスに送ってから読ませる、という手順がありません。HubSpot に標準化済みの企業では、この一点でセキュリティレビューがほぼ終わります。
  • HubSpot は料金表を公開しています。 アクションごとのクレジット消費量は公開の Products & Services カタログに載っているため、営業と話す前にパイロットの費用を計算できます。同じことをしている比較対象のプラットフォームは Agentforce だけです。
  • 公式 MCP サーバーが2つ、いずれも GA です。 mcp.hubspot.com のリモート CRM サーバーは2026年4月に GA となり、任意の MCP クライアントから読み書きできます。アプリと CMS 開発向けのローカル開発者サーバーは 2026-02-19 に GA になりました。エージェントの SKU を一切買わずに、統制された HubSpot データに対して Claude を走らせる正攻法がこれです。

価格の実態

すべては HubSpot Credits で計測され、1クレジットあたり $0.010 です。月1,000クレジットの容量パックが $10、または Pay-as-You-Go で10クレジット単位の請求になります。2026-08-02 に確認した料金表は次のとおりです。

  • Data Agent — 1レコードに対するプロンプト1件の回答で10クレジット($0.10)
  • Customer Agent — テキストチャネルの会話1件の解決で50クレジット($0.50)
  • Prospecting Agent — リード1件のアウトバウンド推薦で100クレジット($1.00)
  • Content Agent(ベータ) — コンテンツ1本で1,000クレジット($10)
  • カスタムエージェント(ベータ) — アクションユニット1つにつき1クレジット

同梱クレジットは毎月リセットされ、繰り越しはできず、製品をまたいで加算されません。Smart CRM または単一 Hub では Starter が500、Professional が3,000、Enterprise が5,000。Data Hub または Customer Platform では 500 / 5,000 / 10,000 に上がります。

デモの前に計算してください。Sales Hub Professional は月額請求で $100/シート/月、年間契約なら $90 で、3,000クレジットが付きます。これは解決済みサポート会話60件、または推薦リード30件、または Data Agent の回答300件、または Content Agent の成果物3本に相当します。10人の営業が Prospecting Agent を本格的に使えば、Professional の枠は最初の2週間で尽き、容量パックに移ることになります。

最適な相手

ARR $1M-50M で、すでに HubSpot Professional か Enterprise を使っており、最も価値のあるエージェント業務が「インバウンドのサポート量を既知の単価で吸収すること」である RevOps とサポートの責任者です。4つのうち最も強いのは Customer Agent です。HubSpot は8,000アカウントで会話の65%を解決し、解決時間を39%短縮したと報告しており、1解決あたり $0.50 なら投資対効果の計算はビジネスケースなしで読めます。

HubSpot が自社のシステムオブレコードでない場合、本当の課題が購入リストへのコールドアウトバウンドである場合、あるいは Agent Builder がベータのままでは表現できないエージェント挙動が必要な場合は、見送ってください。

代替案との比較

Salesforce Agentforce がエンタープライズ側の極であり、価格の直接比較になります。会話1件 $2 に対し、Breeze は解決済み会話1件 $0.50 で4対1です。しかも Agentforce は会話が何かを終わらせたかどうかに関係なく課金するため、この単位自体が Breeze に有利です。Agentforce が勝つのはクラウド横断のオーケストレーションと、レコードグラフを Salesforce が持っている組織です。Data Agent と Agentforce の標準アクションはどちらも $0.10 なので、見出しほど差は開いていません。

Customer Agent の予算を実際に奪い合う相手は、専用に作られた CX エージェントです。DecagonSierra は解決品質と複数ステップのワークフロー実行で深く、どちらも料金を公開していません。第三者の報道では、いずれも年間6桁ドルのコミットメントとされています。サポートの自己解決率そのものが事業である場合はこの2社を、その量がすでに支払っている HubSpot ポータル上にある場合は Breeze を選んでください。Day.ai はエージェント型 CRM で最も伸びている新規参入で、主張は逆です。エージェントを上に載せるのではなく、システムオブレコード自体をエージェント中心に作り直せという立場です。HubSpot を離れる覚悟がある場合にだけ検討してください。

どれも合わなければ、リモート MCP サーバーに対して Claude を走らせ、プロスペクティングの深さは Clay で補ってください。エージェント層を CRM の外に置けて、解決ごとの課金はゼロになります。代わりに、オーケストレーションの構築と監視は自分で行うことになります。

注意点

  • 「解決」の定義がそのまま課金メーターです。 HubSpot は、エージェントが情報源を提示するかアクションを実行し、72時間以内に人間が引き継がなかったとき、またはリードを認定したときに解決としてカウントします。答えを得た顧客も、あきらめて離脱した顧客も、請求額は同じです。ガード: 最初の60日間は、請求された解決件数を同じチケットの再オープン率と CSAT に突き合わせ、72時間の窓を過ぎてから再オープンした会話は「支払い済みの未解決」として扱ってください。
  • クレジット枠は、あなたが読んだ数字より小さいです。 出回っている5,000と10,000という値は Data Hub と Customer Platform のものです。Sales Hub Professional だけのチームは3,000で、2つ目の Hub を買っても加算されません。ガード: 枠の数字は価格ブログではなく自社ポータルで確認し、その上で料金表のレートで混在利用の消費量を試算してから、全社的にエージェントを有効化してください。
  • Content Agent だけ桁が1つ違います。 1,000クレジットは Professional 枠の3分の1をコンテンツ1本で消費し、限界費用は $10 です。ガード: 既定では無効のままにし、同じ作業を Claude と n8n のパイプラインとして先に見積もってください。有効化するのは、その成果物が何を置き換えるかを測定済みのフォーマットだけにします。
  • HubSpot 自身のドキュメントが提供条件で食い違っています。 Agent Hub のページはこの層を Professional と Enterprise に限定していますが、Prospecting Agent の製品ページは Starter・Professional・Enterprise を挙げています。ガード: Starter での展開を計画する前に自社ポータルで提供条件を確認し、対象ティアを発注書に明記させてください。
  • Agent Hub と Agent Builder はどちらもパブリックベータです。 画面・名称・上限はこの4か月で2回動いています。ガード: 各エージェントの仕事は HubSpot の外でも再現できる形に保ってください。文書化したプロンプトと代替ワークフローがあれば、ベータの変更で失うのは作り直しの手間だけで、プロセスそのものは残ります。