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LegalOn vs Ivo

pairwise By Marius Bughiu Last updated 2026-07-31

Compare side-by-side

LegalOn Ivo
Pricing custom custom
Score
8.3
8.2
AI-native Yes Yes
MCP No No
API No No
Integrations
microsoft-word microsoft-365 slack
microsoft-365 salesforce

LegalOnIvo が狙う買い手は同じです。NDA、MSA、DPA、発注書といった同種の契約を、レビュー担当者間の一貫性そのものが問題になる量でさばいている社内法務チームです。どちらも弁護士がすでに開いている文書の中でレッドラインを引きます。そして今はどちらも締結済みの契約まで読みます。2026年に変わったのはここです。LegalOn は 2026年4月29日に締結後の義務管理と更新リスクのための Vault を出荷し、Ivo Intelligence はあなたのリポジトリに対して同じ仕事をします。つまり、LegalOn は広いスイート、Ivo は軽量なレッドラインツール、という旧来の住み分けではもう判断できません。判断を決めるのは、レビュー基準がどこから来るかです。LegalOn は自社の弁護士が書いた基準を同梱します。Ivo はあなたのチームがすでに交渉した契約から基準を組み立てます。

LegalOn が勝つところ

自分で書かずに済む基準を、人員のいない法域向けに。 弁護士が執筆した 50 以上のプレイブックが初日から稼働しており、2026年4月の International Playbooks リリースで米国外 23 か国の NDA と MSA のレビュー基準が追加されました。各国とも当該法域の資格を持つ弁護士がレビューしており、EU とシンガポールのデータレジデンシー選択肢も付きます。Ivo は契約の準拠法を検出して地域固有のポジションを適用しますが、そのポジションはあなた自身の先例から来ています。チームの誰も交渉したことのない法律に準拠する書面では、参照できる先例が存在しません。EU、英国、APAC の書面を扱うチームにとって、この差が購入理由のすべてです。

文書だけでなくキューそのもの。 LegalOn は 2026年2月10日に 5 つのエージェントを発表し、そのうち 3 つが一般提供中です。Playbook Agent は既存のテンプレートをレビュー基準に変換し、Intake Agent は依頼に欠けている情報を事業部門に催促し、Translate Agent は数十言語の契約をレビューしてレッドラインを原文の言語に訳し戻します。低リスクの契約を自動承認するかエスカレーションする Triage Agent はアーリーアクセス、Draft Agent は未出荷です。Matter Management は受付から完了まで案件を追跡し、2025年10月の Fides 買収でエンティティ管理と取締役会管理が加わりました。Ivo はこのレーンに何も持っていません。目の前に文書がある状態から始まる製品です。

リファレンス確認をするなら導入実績。 LegalOn は 2025年10月に ARR 100 億円(約 $67M)を超え、2026年4月時点で 8,000 社超の顧客組織を公表しています。累計調達額は $200M で、2025年7月の $50M シリーズ E を含みます。Ivo が挙げる顧客ロゴはより大きな企業ですが、導入社数の厚みは LegalOn です。Meta ではなく自社に近い規模のチームからリファレンスを取りたいときに効いてきます。

Ivo が勝つところ

レビュー品質こそが最適化対象で、しかもテスト結果を公開しています。 2026年5月4日にリリースされた Review 2.0 は、契約内の論点ごとに個別のエージェントを割り当て、上位のエージェントがそれらの間の矛盾を調整します。Ivo は Review 1.0 比で総合精度が 41% 向上したと報告し、レッドライン品質が Am Law 25 の法律事務所の Special Counsel の 4.56 に対して 4.52 を記録し、レビュー1件あたりの所要時間はより短かったという直接対決の調査も公表しています。これらの数字はベンダー自身が公表したものなので、確定した事実ではなく方向性として扱ってください。ただし LegalOn の看板数値である 85% の時間削減も自社のプレスリリースと顧客事例から出たもので、より緩い基準線に対して測られた、より柔らかい主張です。

あなたの交渉履歴がベンチマークになります。 Ivo の Benchmarks は、条項をあなたの締結済み契約と過去の交渉と突き合わせ、比較対象を契約類型、準拠法、当事者としての立場、業種で自動的に絞り込みます。Playbook Builder はそれら締結済み契約から数分でプレイブックを起こし、1回のレビューで最大 3 つのプレイブックを同時に走らせられます。たとえば MSA に DPA を重ねる形です。LegalOn の基準は外部由来でよく作り込まれていますが、Ivo の主張は「市場水準から外れている」とはあなたの市場から外れていることを指すべきだ、というものです。基準は、あなたのチームが実際にこれまで譲歩してきた内容です。

自社が文書を書く場所で動きます。 Ivo Review は Microsoft Word と Google Docs の両方のアドインです。LegalOn は Word のアドインとウェブアプリです。チームが Google Workspace で起案しているなら、これは機能比較表の一行ではなく日々の摩擦の差です。Ivo Intelligence はさらに、事前のタグ付けプロジェクトなしで変更契約、再表示契約、置換契約を基本契約まで紐付けます。Ivo は SOC 2 と ISO 27001 を取得し、顧客データでモデルを学習させないと明言しています。2026年1月には Blackbird がリードする $55M のシリーズ B を調達し、ARR は直近1年で 6 倍に伸びたと創業者は述べています。

価格の実態

どちらも金額を公表していません。LegalOn の価格ページは Core Review、Contracting Suite、Productivity Suite の 3 プランを挙げ、Core Review に無料トライアルが付きますが、どのプランにも金額の記載はありません(2026年7月31日確認)。Ivo にはそもそも価格ページがなく、唯一の経路はデモ申し込みです。

したがって双方とも第三者による推定であり、その第三者は比較ページを書いている競合、つまり利害関係のある情報源です。Ivo は年間契約かつ数量ベースの価格で、1ユーザーあたり年額 $6,000 前後(1シートあたり月額 $500 程度)と報じられており、プレイブックの作成とオンボーディングは含まれると説明されています。LegalOn が最後に自社で公表した数字は 1シートの Individual プランで年額一括の月額 $550(年額 $6,600)でしたが、すでにページから削除されています。競合が公開した内訳では、全モジュール込みの 1シートが年額 $8,000 近辺、5シート導入で年額 $40,000 近辺とされています。

これはおよそ 1.3 倍で、このページで最も有用な事実です。報告されている差が 2 倍から 5 倍に及ぶ Spellbook との比較では価格が勝敗を決めますが、この 2 製品では決めません。適合性で決め、見積もりは同等と見なしてください。基本料率よりも計算を動かす調整が 2 つあります。1 つは LegalOn の請求がモジュール式であることです。Matter Management、Vault、Translate、国際プレイブックパックはそれぞれ別行として積み上がるため、Core Review の見積もりを Ivo の全部込みの数字と並べると LegalOn が大幅に有利に見えます。もう 1 つは、Ivo が含めるプレイブック構築が、そうでなければ外注するか人を割く工数だという点です。両社から、初年度に有効化するつもりのモジュールをすべて含めた実質シート単価を書面で取ってから比較してください。

導入の手間

どちらもアドインで、どちらも Ironclad のような CLM が要求する導入プロジェクトを回避できます。分かれるのはコールドスタートです。LegalOn は自社が書いた基準に照らして初日から評価付きのレッドラインを返すので、プレイブックも先例ライブラリも持たないチームでも初週から価値が出ます。Ivo の Review 2.0 はあなたの締結済み契約を読むほど鋭くなり、Playbook Builder は起点となる締結済み契約の蓄積を必要とします。リポジトリに 5,000 件の契約を持つチームは、60 件しかない創業 2 年の会社よりも即座に多くを Ivo から引き出せます。

LegalOn の 2026年2月のエージェント発表は、一般提供済みのもの、すなわち Playbook、Intake、Translate を基準に買ってください。アーリーアクセスの Triage や未出荷の Draft を前提にしてはいけません。Vault は 2026年4月から一般提供されています。どちらのベンダーも MCP サーバーを公開しておらず、iManage や NetDocuments のコネクタも明示していません。締結済み契約が DMS にあるなら、取り込みと書き出しの経路は署名後ではなくパイロット中に検証してください。

結論

LegalOn を選ぶべきなのは、準拠法が案件ごとに変わり、その法域で交渉した経験を持つメンバーが社内にいない場合です。米国外 23 法域の NDA と MSA の基準を、各法域の資格を持つ弁護士のレビュー付きで揃えることは、社内で執筆する代わりにコンテンツとして買うカバレッジです。制約が文書ではなく依頼のキューにある場合も LegalOn です。受付、トリアージ、案件追跡、エンティティ管理は LegalOn の価格表に載っており、Ivo の価格表には一切ありません。

Ivo を選ぶべきなのは、締結済み契約のリポジトリをすでに持っていて、各レッドラインをベンダーの基準ではなく自社の過去のポジションから論証させたい場合、反復する商用契約でのレビュー精度が仕事のすべてである場合、あるいはチームが Google Docs で起案していて Word 専用アドインが日々の税金になる場合です。

どちらも選ぶべきでないのは、仕事が契約を越えて訴訟、法務リサーチ、広い助言業務に及ぶ場合です。HarveyLegora がそこをかなり高いコストでカバーします。契約に加えて労務やコンプライアンスの回答も1つの画面で欲しいなら、GC AI がシート単価の下限を公開しています。法律事務所であって法務部門でないなら、この 2 製品はあなた向けではなく、Spellbook が該当します。承認ルーティングと更新アラートを備えた正式な記録システムが必要なら、Vault も Ivo Intelligence も契約を読みはしますが記録システムにはなりません。CLM を買って、その上に契約 AI を載せてください。

判断材料が他にないなら Ivo です。 この比較を検討するチームの多くは、Ivo が優位性に変換する資産、つまり誰も掘り起こしていない何年分もの締結済み契約をすでに持っています。そして Review 2.0 は、中心的な品質主張に公表済みの直接対決の数値が付いている唯一の製品です。ベンダー自身が走らせたテストであってもです。LegalOn への切り替えは具体的なトリガーで判断してください。チームが水準を判断できない越境案件の書面が日常になった四半期か、レッドラインではなく受付とトリアージがボトルネックになった四半期です。