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Sense

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AI-NATIVE API
Recruiting & TA
7.8 /10

概要

Sense は、人材派遣会社や大量採用を行うコーポレート TA 向けに構築された、リクルーティングオートメーションおよびキャンディデートエンゲージメントのプラットフォームです。SMS、WhatsApp、メール、チャットボット、電話による対話が、初回接触、スクリーニング、日程調整、オンボーディング、過去の配置者の再配置まで、候補者ライフサイクル全体で動きます。2026 年に 2 つの変化がありました。長年すべてを見積もり対応にしてきた Sense が、自社の価格ページで開始価格の公開を始めたこと。そして AI を Sense AI Recruiter として再パッケージし、エンゲージメントプラットフォーム内に散らばった機能ではなく、名前を持つエージェント群を独立した SKU として販売するようになったことです。同社はプラットフォーム上に 1,000 社以上のブランドを抱え、2026 年 2 月時点の従業員数は約 477 名、調達額は 4 ラウンドで $90M、うち SoftBank Vision Fund 2 によるシリーズ D が $50M です。

Recruiting/TA スタックに登場する理由

  • 人材派遣会社が買う理由は再配置です。 過去の配置者やシルバーメダリストに対する自動ナーチャリングは、既存のデータベースを充足可能な供給に変えます。派遣デスクにとっては、再配置した契約者 1 人分のマージンが年間契約のかなりの部分をカバーします。どのソーシングツールよりも回収期間が短い話です。
  • Bullhorn ネイティブ。 Bullhorn を使う派遣会社にとって、Sense はデフォルトの自動化レイヤーです。双方向同期で、CSV を使った力技は不要です。多くの派遣系バイヤーが Sense を候補に残す理由は、いまも AI ではなくこの統合の深さにあります。
  • AI Recruiter は名前付きエージェントを備えた独立 SKU になりました。 Recruiting Orchestration、Messaging(メール、SMS/WhatsApp、チャットボット、Voice AI)、Scheduling、Screening、Candidate Matching、Candidate Evaluation、Onboarding の各エージェントに加え、AI Interviewer と AI Receptionist があります。エージェントを買うために、先にエンゲージメントプラットフォーム全体を買う必要はなくなりました。
  • Voice AI は、誰も時間を割けない電話をかけます。 リアルタイムの通話で情報を収集し、候補者の質問に答え、職種の要件に対して事前スクリーニングを行い、同じ通話の中で面接を予約します。発信者表示には自社名が出ます。Sense はスクリーニング自動化により採用スピードが最大 55% 向上すると主張していますが、これはベンダー公表値です。予測ではなく上限として扱ってください。

価格

公開されている開始価格(月額、パッケージ単位):

  • Sense Platform for Talent Acquisition — $7,000 から
  • Sense Platform for Staffing Teams — $2,000 から
  • Sense Platform for Enterprise Staffing — $2,000 から、見積もり対応
  • Sense AI Recruiter — $3,000 から
  • SMS/WhatsApp Messaging 単体 — $500 から
  • Interview Scheduling 単体 — $500 から

すべてのパッケージに、専任 CSM、implementation manager、3 か月のハイパーケア、24/7 サポートが含まれます。

この下限価格は、これまでの予算前提を書き換えます。コーポレート TA はエージェントを足す前で年間 $84K から、派遣デスクは年間 $24K から、AI Recruiter を上乗せすると年間 $60K からです。$500 のモジュールは 5 桁未満で入れる唯一の入口ですが、買えるのは 1 つの仕事だけ、つまりメッセージングか日程調整のどちらかで、両方ではありません。レビューサイトは依然として Sense を「ベンダーに問い合わせ」と表示しています。ベンダー自身のページのほうが先を行っているので、交渉の基準は Capterra や G2 ではなく sensehq.com に置いてください。

適しているケース

  • Bullhorn を使う人材派遣・RPO 企業のうち、再配置とデータベース再活性化がビジネスケースを支えているところ
  • 大量採用を行うコーポレート TA(小売、ヘルスケア、ホスピタリティ、物流)。応答スピードが採用の成否を決める時給制の職種
  • ボトルネックがソーシング量ではなく、候補者の返信と日程調整のスループットにあるチーム
  • 手探りの初回見積もりではなく、公開された下限価格を交渉の起点にしたいバイヤー

代替候補 — どんなときにそちらを選ぶか

  • Paradox — セグメントのリーダーであり、2025 年 10 月の買収以降は Workday の一部です。Olivia は現在 Workday Paradox Candidate Experience Agent として販売されています。Workday HCM または Recruiting を使っているなら Paradox を選んでください。買収によって統合プロジェクトがネイティブ機能に変わります。直接比較は Paradox vs Sense にあります。
  • Phenom — 課題が派遣側の自動化ではなく、採用サイト、talent CRM、社内モビリティにまたがる候補者体験である場合はこちらです。Phenom は入口を売り、Sense はその後の対話を売ります。
  • Apriora — 隣接レーンで最も成長が速い新規参入者です。ボトルネックがスクリーニング面接そのもので、音声もできるメッセージング・日程調整レイヤーではなく、不正検知付きのリアルタイム AI 面接官が欲しい場合に選んでください。
  • Bullhorn 自身の自動化 + 日程調整の単機能ツール — リクルーター 30 名程度未満の派遣会社にとっては、これが最も安い現状維持策です。再配置のボリュームが $24K の下限を正当化できないほど少ない場合に選んでください。

注意点

  • 公開されている数字は下限であって見積もりではありません。 コンタクト数、メッセージ数、シート数、ATS 統合の範囲によって、実際の金額は下限より上に動きます。ガード: 見積もりではモジュールごとに内訳を出させ、含まれるボリューム帯を明記させ、超過料金の上限を発注書に書き込んでください。メッセージ単価に上限がないことが、$2,000 の下限が $5,000 の請求に変わる原因です。
  • 設定はセットアップではなくプロジェクトです。 Capterra のレビュアーは初期構築を負荷の高い作業と表現し、カスタマイズには専門的な支援が必要になり得ると述べています。38 件のレビューでの評価は 4.7/5 なので、これは製品品質ではなく導入コストへの不満です。ガード: 契約前に社内オーナーを決め、implementation manager と 3 か月のハイパーケアを書面の go-live プランに沿って稼働させ、初年度費用の一部は契約時に全額払わず受け入れテストと紐づけて留保してください。
  • プロダクトは SMS を中心に設計されています。 レビュアーはメッセージング面がテキスト優先である点(画像やリッチテキストの書式が使えない点)を指摘しています。候補者とのコミュニケーションを主にメールや SNS で回しているチームは、2 つ目のツールを抱えることになります。ガード: 年間契約に署名する前に、パイロットで実際のチャネル構成のまま 1 件の求人を最初から最後まで通してください。
  • Screening、Evaluation、AI Interviewer を有効にすると規制領域に入ります。 採用判断を実質的に補助する自動スコアリングは、NYC Local Law 144 のもとで AEDT に該当するかという論点になり、Colorado AI Act は同じ種類のツールに導入者側の義務を追加します。ガード: これらのエージェントを有効にする前に、ベンダーの告知・同意の文言とバイアス監査への姿勢を書面で入手し、不採用の判断には必ず人間を残してください。
  • MCP サーバーはありません。 Sense は API と ATS 統合を提供していますが、そのままで Claude や ChatGPT を向けられるものはありません。ガード: 候補者データへのエージェントアクセスをロードマップに置くなら、その API 作業は自社開発として見積もり、予算化してください。プラットフォームに付いてくるものとして Sense の契約に織り込まないことです。